歳をとると、何ごとにも興味がなくなるように思われるかもしれません。
そんなことはありません。
確かに若い時とは違います。
気になって気になって仕方ない、そういうことが減るのは確かです。
でも興味がなくなった訳ではありません。
気になって仕方ないという不安定な精神状態を誤魔化すことが上手くなるだけです。
素直に興味を表に出すことも減ります。
これも表に出さないだけ。
結局、表面的には強い興味を抱いていない状態ですが、奥には興味が潜んでいます。
奥に入り過ぎて、自分でも気づかないくらいです。
でも、それが吹き出す瞬間があります。
態度には出さないかもしれません。
でも興味が噴き出したときの心の中は爆発しているのです。
正直、精神安定上は良くないことでしょう。
それよりも、最初から興味があることを自覚し、それを表に出せることがある方がいいはずです。
ただ歳をとると、そういうことが少なくなってしまいます。
でも、素直に興味があることが定期的にあります。
今はサッカーワールドカップ。
いい歳して、そんなことに興味があるのか、と言われる心配もありません。
4年に一度、ちょうどいい間隔です。
そう言えばオリンピックも素直に興味を示すことができます。
おじさんには、このくらいの間隔がいいのかもしれません。
あ、もうすぐ決勝トーナメント進出をかけたポーランド戦が始まります。
ゴールが決まり、思わず声を上げるシーンがあることを期待します。