ワールドカップ、ポーランド戦についてのおじさんの感想
ワールドカップサッカー、ポーランド戦。
終盤の戦い方は賛否両論入り乱れているようです。
あの戦略についての正否を語る気はありません。
西野監督や議論しているサッカー関係者よりも正しい判断ができるなんて自惚れはありませんので。
ただ、西野監督があの戦略を採るのが最善だと判断して実行したのは間違いありません。
「何当たり前のこと言ってるんだ?」
と思われるかもしれません。
でも、この当たり前のことが難しいのです。
状況を把握して
「1点差のまま試合終了を目指すのが決勝トーナメント進出の可能性が一番高い」
と判断したとします。
この判断の正当性はわかりません。
でも、その判断通り実行したことが凄いと思ったのです。
私のような小心者にはできません。
周囲の目を気にするからです。
1点差負け狙いの戦略は、上手くいっても(今回の場合)批判があることくらいわかっていたはずです。
もし、失敗した時の非難は凄まじいものになったでしょう。
いくら、一番いいと判断したとしても実行するには勇気が必要です。
点を取りにいった場合、上手くいけば賞賛され、失敗しても1点差負け狙いに失敗するより非難は少ないはずです。
私なら無難に後者を選びます。
西野監督は、このようなことよりも決勝トーナメント進出の可能性の高さで戦略を判断したのです。
この当たり前のこと、やっぱり難しいです。
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